最新版!シングルマザーにおすすめの仕事12選|仕事を探すときのポイント&資格なしでも働ける仕事を紹介

仕事・キャリア

ひとりで子どもを育てるシングルマザーのお母さんにとって「仕事選び」は重要です。

自分にとって働きやすい環境を選びたいと思いつつ、シングルマザーでも就職できるのか心配…という方も多いのではないでしょうか。

「仕事と子育てを両立できるか不安だなぁ…」
「資格なしでもシンママが働ける仕事はある?」
「シングルマザーにおすすめの仕事が知りたい!」

そこで、こちらの記事では、シングルマザーにおすすめの仕事をご紹介していきます。
※【資格なし】【未経験】で働ける仕事も厳選しているので、シンママのみなさんは必見!

また、仕事を選ぶときに注目しておきたいポイントや、仕事を探す前に準備しておくと良いことなど、シングルマザーの方が知っておくべき情報もお伝えしているので、チェックしてくださいね。

シングルマザーが仕事を選ぶ際に見ておきたいこと

シングルマザーが仕事を選ぶ際に見ておきたいこと

子育てしながら仕事をするシンママにとって「仕事選びは失敗したくない」ですよね。

まずは、シングルマザーの方が仕事を選ぶときに見るべきポイントについて解説します。

勤務時間は自分の生活と合っているか

シングルマザーが仕事を選ぶときに見るべきポイントは、「勤務時間が自分の生活と合っているか」。

小さい子を持つシングルマザーは、子どもを幼稚園や保育園に預けている場合がほとんど。
そのため、“子どもの送り迎えができる勤務時間か”“残業はあるのかどうか”を事前に確認しておくと良いでしょう。

パート・アルバイトの仕事はシフト制・時給制のため、勤務時間を調整しやすいというメリットがありますが、正社員と比べると収入が下がってしまいます。

一方、正社員の場合でもフレックス制や在宅ワーク可能な仕事であれば、働きながらも子育てを両立できます。

今の子育ての状況や生活を考慮に入れながら、勤務時間や労働形態を選ぶのがおすすめです。

在宅ワークができる仕事は、勤務時間を柔軟に調整できるため、小さな子どもを育てるシングルマザーにもぴったりですよ。

「シングルマザー」への理解があるか

仕事を選ぶときは、就職を希望する企業が「シングルマザーに理解があるか」を事前にチェックすることが大切です。

例えば、小さなお子様を育てているシングルマザーの場合、お子さんが急な体調不良に見舞われたら、保育園に子どもを迎えにいく必要があります。

子どもが関係するアクシデントが生じたときに「早退や当欠の希望が通る企業」は、シングルマザーに対しての理解がある素敵な会社といえるでしょう。
※面接の際に聞いたり、社員の体験ブログを読んだりすると分かることもあります

また、「産休・育休制度が充実しているかどうか」「子育て中の女性が多く働いているか」「託児所を併設しているか」などにも注目して、会社を見てみるのがおすすめです。

生活に必要な収入を十分に得られるか

シングルマザーにとって、自分と子どもが十分に暮らしていける生活費を稼ぐことは必須。

家賃などの固定費や光熱費、食費や保育費用など、ひとりで子どもを育てるために毎月どれくらいのお金が必要かを計算した上で仕事を選びましょう。

パート・アルバイトで生活費をカバーすることができないときや、欠勤や早退等で給与が足りないときは、行政や自治体の支援を利用してくださいね

※ お金で困ったとき、“知人や家族には頼みにくい”というシングルマザーの方は特に、行政や自治体のサービスにすぐ頼ることを推奨します。

自分の強み・スキルが活かせるか

シングルマザーが仕事を選ぶとき、意外と見落としがちなポイントが「自分の強みやスキルが活かせる仕事かどうか」。

ひとりで子供を育てるという覚悟を持つお母さんだからこそ、子どもを第一に考えて決断するのだと思います。

しかし、シングルマザーが仕事と子育てを両立するために、仕事に対するお母さん自身のモチベーションはとても重要です。

やりがいのある仕事なら、お母さん自身も健康的に長く働くことができるので、結果として”子どもにとっての幸せ”にもつながっていくと思いませんか。

シングルマザーはどんな仕事をしている?

仕事を探すシングルマザーの中には、「他のシンママはどんな仕事をしてるのかな?」と気になっている方もいるかもしれませんね。

そもそも、日本にいるシングルマザーの就業率は、86.3%

海外の他の先進国の就業率(平均70%)と比べても数字は高く、“日本のシングルマザーは働いている人が多い”ということです。

そして、就業しているシングルマザーのうち、正規雇用・非正規雇用の割合は、正社員「48.8%」、パート・アルバイト「38.8%」とおよそ半々。
参照:厚生労働省『令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果』

職種別に見ると、正社員として働くシングルマザーの6割以上が専門職や事務職を選び、パート・アルバイトのシングルマザーは、サービス職で働いています。

項目 正社員 パート・アルバイト
専門職・技術職(33.6%) サービス職(28.9%)
事務職(30.6%) 事務職(14.5%)
サービス職(12.9%) 販売職(14.5%)
販売職(6.3%) 専門職・技術職(12.7%)

専門職・技術職は「資格」が必要な場合も多いため、正社員のシングルマザーに多い傾向です。

一方、パート・アルバイトで働くシングルマザーの3割は、短時間労働しやすく、柔軟に勤務時間を調整できるサービス職を選択しています。

シングルマザーにおすすめの仕事12選

シングルマザーにおすすめの仕事12選

お待たせしました!
ここからは、シングルマザーにおすすめの仕事をご紹介していきます。

【資格なし】【資格あり】の2タイプに分けてお伝えしていますので、これから仕事を選ぶシングルマザーの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

資格なしでも働けるシングルマザー向けの仕事6選

コールセンター

商品の注文受付や問い合わせ対応、テクニカルサポートや営業案内などを電話で行う仕事のこと。
マニュアルに沿って対応する業務が多く、未経験でも始めやすいのが特徴です。
シフト制が多く、時短勤務がしやすいのがシングルマザーにおすすめのポイント。
また、在宅ワークが可能な企業も増えているため、勤務時間の調整もしやすいです。

家事代行

依頼主の自宅に訪問して、掃除・洗濯・整理整頓・料理といった日常的な家事を代行する仕事。
お客さんは個人宅が中心で、定期訪問やスポット対応など、働き方に幅があるのが特徴です。
シングルマザーにとっては、子育ての経験や家事スキルをそのまま活かすことができるため、すぐに働けるのがポイント。
また、1日数時間〜週1回など、勤務時間を生活に合わせて変えることができるため、小さいお子様がいるシンママにおすすめの仕事です。

営業職

企業や個人のお客様に対して、商品やサービスを紹介して、契約・販売する仕事のこと。
訪問営業・電話営業・オンライン営業など、労働形態はさまざまです。
フルタイム・パートと選べる企業も多く、職種によっては在宅ワークも可能。
コミュニケーション力を活かすことができ、キャリアアップや収入アップも目指せます。

医療事務

病院やクリニックの受付や会計、診療書の作成などを担当する事務職のこと。
シングルマザーの方には、パソコン作業のスキルが求められます。
医療事務は全国どこでもニーズがあるため、働き口に困りません。
また、病院やクリニックによって勤務時間・労働形態が異なるため、生活に合わせて選べます。

看護・歯科助手

看護助手は、主に病院や介護施設で看護師の補助(ベッドメイキング・移動補助)を行う仕事。
歯科助手は、歯科医院で器具の準備や患者対応、片付けなどを担当するお仕事です。
資格なしで働けるところも多く、医療業界なので働き口が安定しているのも特徴。
病院によっては、日勤のみ・土日休みなど、勤務時間も柔軟に調整できます。

介護職

高齢者や障害者の日常生活をサポートする仕事で、施設内介護・訪問介護などがあります。
身体介助、食事介助、入浴介助、レクリエーションの企画などを行う仕事です。
人手不足の業界のため、未経験のシングルマザーでも採用されやすいのがポイント。
早朝・夜勤、短時間といった働き方の選択肢も広く、働きながら資格取得もできるため、キャリアアップにもつながります。

資格ありでシングルマザーにおすすめの仕事6選

WEBデザイナー・ライター

Webデザイナーは、主にWebサイトのデザインやバナー制作、コーディングを行います。
Webライターは、記事や広告のキャッチコピーなどの文章作成を行う仕事です。
二つの仕事は在宅ワークがしやすいため、子育てと仕事を両立しやすいのがポイント。
必要な専門資格はありませんが、Webデザイン技能検定や、Webライティング技能検定を持っておくと、仕事を受注しやすいです。
実践とスキルを積めば、収入アップや独立も目指せるため、シングルマザーにおすすめです。

看護師

病院やクリニックで、医師の指示のもと診療補助や患者ケア、健康管理を行う専門職のこと。
医療現場では欠かせない職種で、全国的にニーズが高いお仕事です。
「看護師国家資格」が必要で、取得のためには専門学校への進学・入試が必須となりますが、一度資格を取れば、全国どこでも働けるのが最大の魅力。
シングルマザー向けの仕事の中でも、収入は高く、生活が安定しやすい職業です。

保育士

保育園や幼稚園などで、小学校に入学する前の子どもの保育教育を行う仕事です。
シングルマザーとしての経験を仕事に活かせることができ、子どもを預けながら働ける企業もあるのがポイント。
「保育士資格」が必要ですが、通信制や夜間課程もあるため、子育てをしながら取得できます。

介護福祉士

介護福祉士は、高齢者や障がい者の生活支援を行う専門職です。
食事・入浴・排せつなどの身体介護や、日常生活全般のサポート、精神ケアなどを担当します。
施設や訪問介護での勤務が一般的で、働きながら資格を取得できる制度が充実しているのが特徴。
「介護福祉士」の資格が必要ですが、将来性があり、長く安定して働けるのがシングルマザーにおすすめの理由です。

登録販売者(医薬品販売)

ドラッグストアで、一般用医薬品(第2類・第3類)の販売や相談対応を行います。
薬剤師でなくても、決められた範囲の薬を扱える専門職のため、シングルマザーでも働けます。
都道府県が実施する「登録販売者資格」試験に合格する必要があり、半年〜1年で資格取得が可能。
パートや時短勤務でも資格手当がつきやすく、一度取得すると全国どこのドラッグストアでも働けるのでシングルマザーにおすすめです。

ネイリスト

ネイリストとは、ネイルケアやアート・ジェルネイルの施術を行う仕事のこと。
サロンで勤務したのち、独立して自身のネイルサロンを開業するシングルマザーもいます。
「JNECネイリスト技能検定」といった資格を取得することで、働くことができます。
スキルさえ身につければ自宅でサロンを開業できるため、自由な働き方が可能に。
美容に興味のあるシングルマザーなら、仕事を楽しみながら収入にもつなげられますね。

仕事を探す前に準備しておくと良いこと

仕事を探す前に準備しておくと良いこと

最後に、シングルマザーが仕事を探す前に準備しておくと良いことについてお伝えします。

効率的に仕事を見つけるべく、下準備はしっかりしておくことをおすすめしますよ。

自分のスキルや求める条件は言語化しておく

シングルマザーが仕事探しをはじめるときは、「自分は何ができるのか」「どんなスキル・経験があるのか」を言語化しておくのが大切。

面接や応募書類で自分のできることをしっかりとアピールすることで、採用されやすくなったり、高待遇を受けられたりします。

また、希望する給与や勤務時間、雇用形態も事前に決めておきましょう。
シングルマザーにとって、“仕事と子育ての両立”がもっとも重要です。
就職後にミスマッチが起こらないためにも、企業には正直に伝えることを心がけてくださいね。

万が一のために子どもの預け先を確保する

シングルマザーの多くは、保育園に子どもを預けて仕事をすると思います。
しかし、子どもが急に熱を出してしまったら、保育園からお迎えの連絡が入ります。

実家や親戚のおうちが近いときは、両親や親戚に預けることができますが、近くに頼れる人がいないときは、自治体が運営する病児保育や緊急保育を活用しましょう。

事前に、近隣の病児保育などに登録しておくと、万が一のことがあってもスムーズに対応できます

シングルマザー向けの支援制度を知る

仕事を見つけるまでの間、お金の心配をするシングルマザーの方もいるかと思います。

また、スキルや資格を身につけたいけど、どうすれば良いかわからない…と不安に感じる方もいるでしょう。

そんなときは、行政や自治体がシングルマザー向けに提供している支援サービスを活用するのがおすすめです。

以下に、仕事を探しているシングルマザーの方に知っておいてほしい支援策についてまとめていますので、ぜひチェックしてみてください!

支援策 内容
児童扶養手当 離婚により父または母の一方からのみ養育を受けられないひとり親家庭などの子どものために、地方自治体から支給される手当てのこと。
児童1人の場合、月額41,720円
児童育成手当 18歳未満の児童を扶養するひとり親家庭を対象とした手当てのこと。
児童1人につき、月13,500円
住宅手当 家賃の補助に関する手当てのこと。
自治体によって金額は異なる。
ひとり親家族等医療費助成制度 ひとり親家庭や両親のいない子どもを養育している人が、医療費の自己負担金を助成する制度のこと。18歳までの子どもが対象。
保育料無償化制度 年間所得額135万円(年収204万4,000円)以下の場合、0歳から5歳までの子どもを対象に、保育料が無償化される制度。
税金の免除 所得税・住民税の優遇減免、国民年金・国民健康保険(税金)の免除
母子福祉貸付制度 通常貸付の際は連帯保証人が必要であるが、無利子で貸付が受けられる。連帯保証人を選任できない場合は、年利1.5%で貸付が受けられる。
交通機関の割引 ひとり親家庭を対象に、公共交通機関の料金が割引される制度のこと。
(例)児童扶養手当を受給する世帯は、JR通勤定期乗車券が3割引きで購入できる。
自立支援教育訓練給付金 ひとり親家庭を対象に、資格や技能を習得するための教育訓練を受講し、修了した場合に費用の一部を支給する制度のこと。
高等職業訓練促進給付金等事業 ひとり親家庭を対象に、資格を取得するために養成機関で6か月以上修業する際、生活費の負担を軽減するための支援制度のこと。

“自分らしく”働ける、仕事を選ぼう

シングルマザーにとって、自分らしく働ける仕事を選ぶことは、子育てとの両立のみならず、自信や安心を育むために大切なこと。

ライフスタイルや家庭の状況にあった働き方を見つけることで、心にもゆとりが生まれます。

無理せず、自分らしく、これからにつながる一歩を、一緒に踏み出していきましょう。

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